ゴリラがゆく5〜岡本民家園〜

前回の『次大夫堀公園』からニコタマ方面に歩くこと、約30分。クソ暑い中よくここまで歩いたなって自分で自分を褒めたいと思います。次の目的地は、世田谷区岡本にある『岡本民家園』です。

【岡本民家園】

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岡本民家園』のある世田谷区岡本は国分寺崖線に沿った場所にあり、坂道がとても多い場所です。特に『東京富士見坂(岡本三丁目の坂)』は『関東の富士見百景』に選ばれており、晴れた日の坂の上では富士山を眺めることができます。

岡本は高級住宅街として知られ、多くの豪邸がある閑静な住宅街です。昔は岩崎小弥太(三菱)、鮎川義介日産)、高橋是清元総理大臣)等の別邸がありました。

岡本民家園』は江戸時代に建てられた建物を展示した民家園です。入場は無料で、いくつかの民家が建っていますので、ちょっとした休憩にも良いかなといった感じです。

【岡本公園】

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岡本民家園の横には『岡本公園』があり、公園横には次大夫堀から流れてきた丸子川があり、また公園内には小さな池があり、子供がザリガニ釣りをしたりして遊んでいます。この日は外国人の家族が水遊びをして遊んでいました。さすが高級住宅街!

公園を出て丸子川沿いをニコタマ方面に進むと、こんなにおるんや!って言う発見がありました。

【ザリガニ天国】

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歩道と川は少し高さがあり川に降りられなくなっていますが、覗き込んでみるとウジャウジャ『ザリガニ』が見えます。世田谷区でニコタマの近くにこんな場所があるとは。近所に住んでいたら、暇なときはザリガニ釣りするだろうなって、羨ましいなぁ〜。静嘉堂文庫ニコタマ方面に分かれる四角辺りまでに50匹ぐらい確認できるほど多くいたので、ザリガニ釣りを都内でしたいと思ったら、ここはおすすめです。

【旧小坂緑地から旧小坂家住宅】

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せっかく岡本に来たのだから、やっぱりここには行かないといかんって思った『静嘉堂文庫』でしたが、入館料1000円はちょっと高いかなってことで回れ右をし、ニコタマに向かおうと思ったところ、何やら面白そうな場所を見つけたので、行ってみることに。

旧小坂緑地』初めて聞く名前でしたが、中々面白そうに、感じたので入ってみることに。※気になったとこにすぐ入れるのが散歩いいところです。

ここは国分寺崖線沿いにあり、内部はけっこう急な階段を登って行く構造の旧庭園です。けっこうな高さまで登って行くと『旧小坂家住宅』の建物が見えてきます。これは昔衆議院議員貴族院議員を務めた『小坂順造』とう方の別邸のようです。※勉強不足で全然知らなかったです。建物は清水建設の前身の清水組が設計・施工しています。

昔の人の一軒家というのは非常に趣があって、一つ一つ作りも違うので、外観だけでも楽しませてくれます。それだけでも散歩した甲斐があったなって思います。

世田谷区岡本はいかがでしたでしょうか?

若干交通の便が悪いですが、涼しい季節になれば、歩きやすく、今回ご紹介できなかった素晴らしい場所も発見できると思います。岡本は砧公園と隣接しています。

最後に、住宅街にあった趣ある建屋の『聖アントニオ神学院』と面白い形だった『瀬田地区会館』の写真をご紹介して終わりにしたいと思います。

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ゴリラがゆく4〜次大夫堀公園〜

今回ご紹介する場所は世田谷区喜多見にある『次大夫堀公園』です。今までとは打って変わって23区内を散歩しました。自分が小田急沿いに住んでいるということ、電車で1本で行けて、更には駅からもそんなに遠くない、ということで行って来ました!

【次大夫堀公園】

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今回ご紹介する『次大夫堀公園』は小田急成城学園前駅から南(二子玉川方面)に歩いて約15分ぐらいの場所にある区立公園です。公園内には『次大夫堀(六郷用水の一部)』『名主屋敷』『水田』があります。次大夫堀の水は『野川』と最後は合流するようになっています。

成城学園前駅側から歩いて公園内に入ると、目に飛び込んでくるのは『水田』になります。都内では畑はよく見ますが、水田は中々お目にかかれないので、新鮮な感じが良かったです。水田があるということは、『カエル』がいるのでは?と覗き込むのは田舎者の宿命かと感じます。

【民家園】

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公園内にある『次大夫堀公園民家園』には①旧安藤家住宅主屋旧秋山家住宅土蔵消防小屋と火の見櫓旧加藤家住宅主屋旧城田家住宅主屋旧谷岡家住宅表門があります。入場料は無料で『生きている古民家』をテーマにしているということで、毎日囲炉裏に火を焚いたり、軒下には民具が置かれています。主屋内にも無料で入れるので、当時の生活を体感できると思います。

民家園内の木々を見ていると、何年ぶりに見たかな?っていうぐらい見てなかったカマキリを発見!しかもセミの死骸を食べていました。子供の頃なら確実に邪魔してたと思いますが、いい歳になったのでやめときます(大人になって只触れるなくなっただけかもしれませんが)

【公園内の用水からいざニコタマへ】

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ここ『次大夫堀公園』の用水には写真では撮れませんでしたが、ザリガニ小魚がおり、家族連れでザリガニ釣をやったりしていました。流石に川の中には入ってはいませんでしたが。

東京で『ザリガニ釣り』をやりたい!と思った人は是非こちらに行ってみてはいかがでしょうか?

ゴリラがゆく3〜城山公園からママ下湧水公園〜

自分が子供の頃より、5度は気温が高いんやないかって思う昨今。今日も暑くて冷房掛けんと熱中症で死んでしまう。しかもコロナで外にもあまり出れず、みんなでお酒を飲むことのできないこの頃のモヤモヤした熱気を吹き飛ばすために、冷たい場所を紹介したいと思います。

谷保天満宮裏→城山公園】

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谷保天満宮裏の、住宅街の細かな道を歩いて行くと、家の裏手や畑の横を『府中用水』が流れています。府中用水は古多摩川の流路を利用して江戸時代初期に開削されました。かなり歴史のある用水のようです。※国立市には府中用水のほか『本宿用水』『湧水』の3つあわせて約30kmの用水路と小川が流れています。川幅は広いとこ狭いとかがあって、見た感じ深さも50〜60cmほどあるんやないかなって。サカナもいました。

用水路の周りの雰囲気は、地方の田舎町といった風景で、地元を思い出させるようで、ここほんとに東京?って感じです。

【城山公園と旧柳澤家住宅】

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府中用水沿いに歩いていくと山が見えてきます。『城山公園』です。ここ城山公園は『谷保の城山』と呼ばれており『三田氏館跡』と呼ばれ東京都指定史跡になっています。三田氏館跡と呼ばれていることから中世の三田氏と関係があるのではと言われているが、未だ詳細はわかっていないようです。

城山公園内には、小川が流れており、そこで子供たちが遊んでいました。※プライバシーの関係で子供が写る可能性があったので、公園内の写真は撮りませんでした。興味ある方は是非行ってみてはいかがでしょうか

城山公園内には、『旧柳澤家住宅』があります。こちらは青柳村にあったものを、城山公園内に移築したものです。藁葺き屋根のまさに昔の民家という感じです。

【矢川おんだしからママ下湧水公園】

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城山公園からヤクルト研究所の横の『ハケ下散策路』を抜けて『国立郷土文化館』の目の前を横切ると急に川幅が広くなり水の勢いが増してきます。

ここは『矢川おんだし』と呼ばれる場所に着きます。矢川おんだしとは、谷保分水(府中用水の疏水)と『青柳崖線』から流れる矢川が合流するところです。この辺りでも子供が水遊びをしており、浮き輪で遊んでいる子供もいました。

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矢川おんだしを越えるといよいよ『ママ下湧水公園』に到着します。ママとは、この辺りの古語で『小さな崖』という意味のようです。

水は透き通っており、非常に冷たい水が流れています。冷たい水で汗をかいた顔を洗いながら、小川の少し上流に進んでいくと湧水を発見!

他の小川と同様、やっぱり湧水は冷たいということですね。

途中途中で湧水で顔を洗いながら散歩しましたが、暑いので注意が必要です。歩いてみて、新しい発見は嬉しくなりますが、熱中症には気をつけましょう!

最後に湧水の少し上にあった『四軒在家公園』という古墳の写真を載せときます。f:id:kinggorilla:20200819232909j:image
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ゴリラがゆく2〜東京名湧水57選:谷保天満宮〜

今回ご紹介するのは国立市にある『谷保天満宮』です。谷保天満宮は902年創建の東日本最古の天満宮で、学問の神様と呼ばれる菅原道真を祀っています。亀戸天神社湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれています。

福岡出身の私は小さい時から、同じ菅原道真を祀っている太宰府天満宮によく行っていたので、東京の天満宮も行かなければと思っていましたが、中々行く機会がなく、東京きて18年後に訪問と遅れてしまいました。

【市川緑道から谷保天満宮へ】

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先日ご紹介した市川緑道を、西にひたすら緑道沿いに歩いて行きます(真夏の炎天下の中、汗だらだらで死にそうになりながら)

緑道は途中から住宅街の裏側に入っていき『府中崖線西府町緑地』から約20分ほど歩くと、国道20号線にぶつかったところで一旦道路の下に消えます。

20号線にぶつかったら甲州街道に出て、そこから15分ほど歩くと谷保天満宮になります。

谷保天満宮

 

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甲州街道を5分前に買ったお茶がぬるくなるぐらい歩くと、左手に急に森のように木が生い茂った場所が『谷保天満宮』になります。鳥居の大きさを見ると、さすが東日本最古の天満宮と驚嘆します。

木が多いので、日差しを遮ってくれるので、若干体感温度が下がってなんとか回復。一礼し、鳥居をくぐって進むと、下に降りる階段を降りると右手に拝殿が見えてきます。

【とりあえず涼みたい】

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谷保天満宮まできたのに暑すぎて、お詣りする元気が出ないと思っていた時、なんと湧水(ハケの水)が出ている場所を発見!最後の力を振り絞って、手を水につけると「冷た!」となるぐらい気持ちがよく、顔、頭、首回りに水をつけて、今日2回目の回復(散歩するときは、途中に湧水があるコースを行くと良い)

湧水は拝殿の横を小川のように流れており、そこにはザリガニがいました。

これで、なんとかお詣りも完了。

元気も出てきたところで、周りを軽く散策

 

【常盤の清水〜東京名湧水57選】

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軽く天満宮の周りを散策していくと、拝殿の裏あたりに弁天池に囲まれた小さな神社(厳島神社と書かれていました)を発見。そしてその奥に進むと東京名湧水57選の『常盤の清水』という湧水がありました。もちろん飲むことはできませんが、冷たく、透き通るように綺麗な水です。

谷保天満宮周り】

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甲州街道とは逆の天満宮の裏手は、湧水によってできた小川が流れています。この日は子供連れの家族が水遊びをしていたり、近所の子供たちが川の生物を捕まえようと網で小川をバシャバシャと賑やかに遊んでいました(ひとりの男の子がカニとった!とはしゃいでいたので、サワガニが取れたのかな?)

 

かなり暑い中を歩いていたので、隅々まで見学する元気がなく大雑把な紹介になりましたが、谷保天満宮南武線谷保駅から徒歩5分ぐらいなので、皆さんは電車で行くことをお勧めします。

 

次回は更に西へ!ママ下湧水公園を紹介します!

 

ゴリラがゆく〜東京名湧水57選:府中崖線西府町緑地〜

はじめまして「ゴリラ」といいます。よろしくお願いします。

今回、初めてのブログを書きます。コロナで人混みに出かけられないこの状況、この暑さで涼みたいという人にお勧めの場所を紹介したいと思います。

 

【府中崖線西府町緑地】

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こちら『府中崖線西府町緑地』は、JR南武線西府駅から徒歩約3分ほどの場所にある、府中崖線沿って整備された遊歩道(市川緑道)です。

私は、京王線分倍河原駅から歩いてきたので、そちらからの写真を紹介して行きます。

【市川緑道】

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分倍河原駅を15分ほど、西に進んで行くと、綺麗に整備された遊歩道が現れてきます。これは市川緑道と呼ばれています。この緑道の小川は市川用水と呼ばれており、ずっと西に歩いて行くと、東日本最古の天満宮である『谷保天満宮』まで続いています。

※こちらは次回紹介したいと思います。

この整備された遊歩道を更に西に進んで行くと、『府中崖線西府町緑地』のなんとも涼しげな景色ぐ現れます。

府中市段丘崖緑地保全地】

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なんとも涼しげな場所ではないでしょうか?

しかもこちらは、新宿から電車で30分ほどの場所にあるとは思えない自然豊かな場所です。 

こんか場所がまだまだ東京にあったとは!東京を知った気になっていましたが、まだまだ知らない場所がたくさんあるなって思い知らされました。

【自然豊かすぎて危ない!】

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あまりの暑さに、この小川で軽く顔を洗ったり、首に水で濡らして暑さを凌いでいると、なんとも危険な看板が目に飛び込んできました!

まむしに注意!』こんなとこにまむしが出るとは、自然豊かな証拠かもしれないが、危ないとすぐに開けた場所に移動。通りでこんな綺麗な川で誰も遊んでない訳だ。

【西府町湧水〜東京名湧水57選

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この暑いなになんか流れる水は冷たいなと思っていたら、なんと湧水(西府町湧水)がありました。湧水は飲料できないようでしたが、また顔を洗うとものすごく冷たくて気持ちがよく、疲れが一気に吹き飛ぶぐらい気持ちよかったです。これが飲めたらもっと良かったのにと、東京に湧水がまだあるだけマシなのに、少し贅沢を言ってしまうぐらい気持ちよかったです。

湧水のおかげで、元気を取り戻したゴリラは『谷保天満宮』に向けて出発して行きます!