ゴリラがゆく3〜城山公園からママ下湧水公園〜
自分が子供の頃より、5度は気温が高いんやないかって思う昨今。今日も暑くて冷房掛けんと熱中症で死んでしまう。しかもコロナで外にもあまり出れず、みんなでお酒を飲むことのできないこの頃のモヤモヤした熱気を吹き飛ばすために、冷たい場所を紹介したいと思います。
【谷保天満宮裏→城山公園】
谷保天満宮裏の、住宅街の細かな道を歩いて行くと、家の裏手や畑の横を『府中用水』が流れています。府中用水は古多摩川の流路を利用して江戸時代初期に開削されました。かなり歴史のある用水のようです。※国立市には府中用水のほか『本宿用水』『湧水』の3つあわせて約30kmの用水路と小川が流れています。川幅は広いとこ狭いとかがあって、見た感じ深さも50〜60cmほどあるんやないかなって。サカナもいました。
用水路の周りの雰囲気は、地方の田舎町といった風景で、地元を思い出させるようで、ここほんとに東京?って感じです。
【城山公園と旧柳澤家住宅】
府中用水沿いに歩いていくと山が見えてきます。『城山公園』です。ここ城山公園は『谷保の城山』と呼ばれており『三田氏館跡』と呼ばれ東京都指定史跡になっています。三田氏館跡と呼ばれていることから中世の三田氏と関係があるのではと言われているが、未だ詳細はわかっていないようです。
城山公園内には、小川が流れており、そこで子供たちが遊んでいました。※プライバシーの関係で子供が写る可能性があったので、公園内の写真は撮りませんでした。興味ある方は是非行ってみてはいかがでしょうか
城山公園内には、『旧柳澤家住宅』があります。こちらは青柳村にあったものを、城山公園内に移築したものです。藁葺き屋根のまさに昔の民家という感じです。
【矢川おんだしからママ下湧水公園】
城山公園からヤクルト研究所の横の『ハケ下散策路』を抜けて『国立郷土文化館』の目の前を横切ると急に川幅が広くなり水の勢いが増してきます。
ここは『矢川おんだし』と呼ばれる場所に着きます。矢川おんだしとは、谷保分水(府中用水の疏水)と『青柳崖線』から流れる矢川が合流するところです。この辺りでも子供が水遊びをしており、浮き輪で遊んでいる子供もいました。
矢川おんだしを越えるといよいよ『ママ下湧水公園』に到着します。ママとは、この辺りの古語で『小さな崖』という意味のようです。
水は透き通っており、非常に冷たい水が流れています。冷たい水で汗をかいた顔を洗いながら、小川の少し上流に進んでいくと湧水を発見!
他の小川と同様、やっぱり湧水は冷たいということですね。
途中途中で湧水で顔を洗いながら散歩しましたが、暑いので注意が必要です。歩いてみて、新しい発見は嬉しくなりますが、熱中症には気をつけましょう!
最後に湧水の少し上にあった『四軒在家公園』という古墳の写真を載せときます。